タクシー会社の労務管理について、よくある疑問とその答えをまとめていきます。

Q1:タクシー会社の給料で、オール歩合給とか、完全歩合制というのは、法律違反ではないのですか?

Q2:タクシー会社の隔日勤務で、所定労働時間が14時間とか16時間という勤務がありますが、労働基準法に違反しないんですか?

Q3:タクシー乗務で、所定の休憩時間を4時間とか、5時間とか長く設定することは可能でしょうか?

Q4:本人の希望などを踏まえたうえで、同じ乗務員に対して日勤勤務と隔日勤務を組み合わせた勤務割を組むことはできるでしょうか? その場合、改善基準の拘束時間はどう考えたらいいでしょうか?

Q5:労働基準法には、事業場外で業務に従事した場合、所定労働時間働いたものとみなす、といった「みなし労働」がありますが、これはタクシー乗務員には適用できないんですか?

Q6:歩合給に対して欠勤控除はできるのでしょうか?

Q7:公休出勤の場合、割増賃金は3割5分以上支払わなくていいのですか?

Q8:〇年以内に退職する場合、会社が負担した2種免許取得費用を返還させるという契約はできますか?

Q9:乗務員の過失で起こした事故による車両修理代を本人に請求することは違法でしょうか?

Q10:未収運賃や貸付金の返済金などを賃金から控除していいですか?

Q11:労使協定に基づいて賃金から事故の損害額の一部を負担させる場合、控除できるのは10分の1まででしょうか?

Q12:入社して2か月は社会保険に加入させなくてもいいですか?

Q13:減給の制裁を複数月にわたって行うことは可能ですか?

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